生鮮品や冷凍食品を扱う私たちにとって、日々の輸送を「無事に届ける」ことは大切な役割のひとつです。何かあれば、品物の状態だけでなく、お客様との信頼にも影響しかねません。そのために、デジタコによる運転の点数管理や、車両・冷凍機の定期点検、車検時の健康診断、OJTによる丁寧な新人教育など、様々な角度から安全への取り組みを重ねています。

無事に届いて当たり前という日常を守ること。それは目立たない仕事かもしれませんが、最も大切な価値だと信じ、一便一便に責任を持って走り続けています。

私たちが輸送を任される商品の多くは、市場や店頭を経て、誰かの食卓に届くものです。そうした背景を踏まえ、温度帯の細やかな管理や冷凍機の二重化、荷物に応じた車両の使い分けなど、売り物としての価値を損なわないよう丁寧に運ぶことを徹底しています。たとえば匂い移りなどの懸念がある場合には、内容や状況に応じて配送計画を見直すことも。効率だけを追わず、品質を守る判断を大切にする姿勢は、社内の文化として根づいています。人々の暮らしを支える物流だからこそ、目の前の荷物にまっすぐ向き合い、丁寧に運び続けます。

福島県北運輸さんとは、青果物の輸送を中心に約15年以上お付き合いさせていただいています。常に誠実に向き合ってくださる姿勢に強い信頼を抱いており、こちらとしても「応えたい」と思える関係です。時には「助かったよ」と感謝の言葉をいただくこともありますが、実際にはこちらの方が多く助けられてきたと感じています。条件面でも互いに納得できる形を大切にされていて、「ともに成長しよう」という考え方が随所にうかがえます。おかげさまで、安心して長く取り組める関係を築いてこられました。今後も良きパートナーとして、末永くお付き合いしていきたいと考えています。